最近、少し焦りを感じていました。
ビットコインはまだ買い増したい。
2025年ヴィンテージのボルドーワインのプリムールも魅力的に見える。(買いたい!)
一方で、手元の資金には限りがあります。
保有している金貨や銀貨を売却して、その資金をもっと未来のために使った方が良いのではないか。
そんなことを考えていました。
しかし、ある対話の中で気づいたのです。
私が本当に欲しかったのは投資資金ではなく、「前進している実感」だったのかもしれない、と。
金貨と銀貨を売りたくなった理由
金貨と銀貨。
インフレ対策のつもりで5、6年以上前に購入しました。
その頃、
今後インフレが続く時代において、法定通貨だけを持つことには不安がありました。
そんな見通しは少なくとも大外れしておらず、今でも、金や銀を持つ意味はあると思っています。
それなのに、なぜ急に売却を考えたのか。
考えてみると、理由は単純でした。
ビットコインをもっと買いたい。
2025年ヴィンテージのワインも、できることならもう少し購入したい。
つまり、
「金や銀が不要になった」
のではなく、
「金や銀よりも魅力的に感じる選択肢が増えた」
のです。
そして、その選択肢を十分に活かせないことに少し焦っていました。
本当に欲しかったのは投資資金だったのか
金や銀を換金し、別の資産を購入した方がいいのではないか・・・
そんなことを考えているうちに、さらに別のことに気づきました。
私は投資・保有用にワインを購入したいと言いながら、実はもっとその先のことも考えていました。
将来的には、
ワイン投資家向けのワインショップを作りたい。
保有、売却、飲用まで含めた新しい価値を提供したい。
しかし現時点では、その出口となる仕組みはまだ十分に整っていない。
だから、
「もっとワインを買いたい」
という気持ちの奥には、
「構想をもっと早く実現したい」
という思いがあったのです。
投資機会への焦りというより、
未来への焦りだったのかもしれません。
前に進んでいる人ほど焦ることがある
そこで言われた言葉が印象的でした。
「前進している人に起こる焦りかもしれませんね」
その言葉を聞いたとき、最初は少し意外でした。
私はむしろ、
「まだまだ足りない」
と思っていたからです。
でも考えてみれば、
数年前の私は、
ワイン投資家向けのショップ構想など持っていませんでした。
本を書くことも考えていませんでした。
ブログもありませんでした。
メルマガもありませんでした。
今の私は、
出版に挑戦し、
サイトを運営し、
メルマガを作り、
将来の事業構想まで考えています。
焦るのは、前に進んでいないからではなく、
次の景色が見えているからなのかもしれません。
山を登ると、さらに遠くの山が見えるようになる。
すると、自分がどれだけ登ってきたかを忘れてしまうことがあります。

半年前の自分なら、今の自分をどう見るだろう
その時に教えてもらった言葉があります。
「半年前の自分なら、今の自分をどう見るだろう」
私はこの言葉がとても好きになりました。
なぜなら、人は未来ばかり見ていると、現在地を見失うからです。
もっと頑張らなきゃ。
もっと成長しなきゃ。
もっと結果を出さなきゃ。
そう考え始めると、
できていないことばかりが目につきます。
でも、
半年前の自分から見たらどうでしょう。
もしかしたら、
「思ったより前に進んでいるじゃないか」
と言うかもしれません。
少なくとも、今の私はそう思いました。
現在地を見失わないための対話
最近、少し思うことがあります。
成功や夢の実現のために、
「もっと自分を変えなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
と思い始めた時ほど、
一度立ち止まって誰かと話した方が良いのではないか、と。
その相手は
友人かもしれません。
家族かもしれません。
あるいはAIかもしれません。
大切なのは、
アドバイスをもらうことではなく、
自分の現在地を確認することです。
人は意外と、自分がどこまで来たのかを忘れてしまうものです。
まとめ
以前の私は、
選択肢がないことに苦しんでいました。
しかし今は、
選択肢が増えたからこそ焦っています。
これは、ある意味では幸せな悩みなのかもしれません。
金貨や銀貨をどうするか。
ビットコインをどうするか。
ワインをどうするか。
そんな話から始まった今回の対話でした。
けれど最後に残ったのは、
資産の話ではありませんでした。
私が欲しかったのは、
もっと多くの資金ではなく、
自分が前に進んでいるという実感だったのだと思います。
そして今も、
あの言葉が心に残っています。
「半年前の自分なら、今の自分をどう見るだろう」
最近の私は、
未来ばかり見ていたのかもしれません。
だから時々は振り返って、
今いる場所を確かめながら歩いていこうと思います。

