インフレはまだ続くのか
最近、日銀の利上げに関するニュースを目にする機会が増えました。
次回、6月15―16日の金融政策決定会合で、
日銀は利上げをする公算が高く、政策金利は0.75%から1.00%へと引き上げられる見込みです。
2025年12月以来の利上げとなり、政策金利は少しずつ引き上げられていますが、それでも円安は続き、物価も高いままです。
食品などの値上げも続き、電気代やガソリン代も以前より高くなりました。
そんな状況を見ていると、
「この先もインフレは続くのだろうか」
と考える人も多いのではないでしょうか。
私自身は、まだまだこの先数年は、インフレ傾向が続く可能性が高いのではないかと考えています。
日本は米国ほど大幅な利上げが難しいように見える
アメリカでは近年、政策金利が4〜5%台まで引き上げられていました。
しかし日本は長い間、超低金利政策を続けてきました。
住宅ローンを抱える家庭も多く、企業も低金利を前提に資金調達を行っています。
また、日本政府自身も巨額の債務を抱えています。
そのこともあり、大幅な利上げを日本が行うことは簡単ではないように感じます。
もちろん、これは私個人の見方です。
未来のことは誰にも分かりません。
それでも私は、日本が急激に高金利社会へ移行する可能性はそれほど高くないのではないかと思っています。

だからこそインフレは続くかもしれない
もし大幅な利上げが難しいのであれば、物価上昇を抑える力も限定的になります。
さらに現在は、
- 人手不足
- 円安
- エネルギー価格の変動
- 世界的な供給網の変化
など、物価を押し上げる要因も少なくありません。
そのため私は、今後もしばらくインフレ傾向が続く可能性があると考えています。
ただし、ここで勘違いしてはいけないことがあります。
未来は誰にも予測できない
投資を続けていると、
「これから絶対にこうなる」
という言葉をよく見かけます。
しかし実際には、未来を正確に当て続けられる人はいません。
数年前、多くの人はここまで急激なインフレを予想していませんでした。
逆に、長く続いた日本のデフレも永遠に続くと思われていました。
経済には波があります。
景気後退が起きるかもしれません。
技術革新によって物価上昇が落ち着くかもしれません。
あるいは予想もしなかった出来事が起こるかもしれません。
未来は誰にも分からないのです。
大切なのは「当てること」ではなく「備えること」
私は投資を始めた頃、
「未来を当てること」が重要だと思っていました。
しかし今は少し考え方が変わりました。
もちろん未来を考えることは大切です。
けれど、それ以上に大切なのは、
「どんな未来が来ても対応できる状態を作ること」
ではないかと思うのです。
預金だけを持つのか。
株式も持つのか。
債券を組み合わせるのか。
金やビットコインを持つのか。
あるいはワインのような実物資産を持つのか。
正解は人それぞれです。
大切なのは、
「なぜ自分はそれを選んだのか」
を説明できることだと思います。

まとめ
私は今後もしばらくインフレ傾向が続く可能性が高いと考えています。
しかし、それはあくまで一つの予想です。
未来は誰にも分かりません。
だからこそ、
インフレになるのか。
デフレになるのか。
円高になるのか。
円安になるのか。
その答えを当てることに時間を使うよりも、
どちらが来ても慌てずに行動できる状態を整えておく。
それが本当の意味での資産形成であり、人生の選択肢を増やすことになるのだと思っています。

