日本に住んでいるとしても、
円だけを頼りにする時代の終わりを、静かに感じています。
最近のニュースを見ていて、
「円」というものに対して、漠然とした不安を感じる場面が増えてきました。
GW中には、「為替介入と思われる」円急騰が2回ありました。
こうした動きを見て、
「何か大きな流れが起きているのでは」
と感じた方もいるかもしれません。
実際、Bloombergの記事では、米運用大手 Vanguard が「1ドル=170円」への下落も視野に入れていると報じられました。
また、イラン情勢などを背景に、
政府は為替介入や原油の備蓄放出といった対策を打ち出しています。
もちろん、
急激な円安やエネルギー価格の上昇を抑えるための対応として、一定の意味はあるのでしょう。
ただ、それらはあくまで「目先の需給調整」に近いものでもあります。
為替の本質は、国力や金利差、エネルギー構造、そして市場の信頼感によって決まっていくもの。
そうした根本部分が変わらない限り、大きな流れそのものを止めるのは簡単ではありません。
どこか、
大きな流れに対して、一時的にブレーキを踏んでいるだけのような感覚があります。
国家レベルで無視できなくなっているもの
そんな中、世界の視線は、ある資産へ静かに向き始めています。
それが、ビットコインです。
最近では、アメリカのヘグセス国防長官が
「中国が密かにビットコインを備蓄している可能性」に言及したことも話題になりました。
真偽はさておき、
こうした話が国家レベルで語られる時代になったこと自体が、ひとつの変化なのだと思います。
かつては「怪しいネット上の通貨」と見られていたビットコイン。
しかし今では、
・国家
・機関投資家
・大企業
までもが、無視できない存在として見始めています。
なぜなのか。
その理由のひとつは、
ビットコインが「誰にも発行量を操作できない、2100万枚限定のデジタル資産」だからです。
円やドルのような法定通貨は、経済状況によって供給量が増えていきます。
一方でビットコインは、
発行枚数が最初から決まっている。
だからこそ、
インフレや通貨価値の希薄化が進む時代において、
「価値保存先のひとつ」として注目され始めているのです。

「怪しい投機」から「資産」へ
ビットコインの時価総額は、
2030年までに16兆ドル(現在の約5倍規模)に達するという予測も出ています。
これは、
現在の金(ゴールド)市場に近い規模です。
もちろん、未来を正確に予測することは誰にもできません。
価格はこれからも大きく上下するでしょうし、
リスクがなくなるわけでもありません。
ただ、
以前とは確実に “空気” が変わってきている。
かつてビットコインを否定していた機関投資家や国家までもが、
少しずつポートフォリオに組み込み始めている。
その変化を見ていると、
私はどこか、
ワインが「ただの飲み物」から「価値ある資産」として見られるようになっていった流れをイメージします。
最初は理解されない。
けれど、
時間をかけて、
少しずつ価値が認識されていく。
その感覚には、どこか共通するものがある気がしています。
資産を守るという視
私は、
価値が下がりにくい資産として「ワイン」を大切にしています。
そして今、
それと同じくらいの割合を「ビットコイン」にも割いています。
もちろん、
全財産を投じるようなことを、おすすめしたいわけではありません。
ただ、
・法定通貨
・実物資産
・デジタル資産
このように異なる性質を持つものを少しずつ持つことで、
一つの価値観や通貨だけに依存しすぎない状態を調えられるのではないか。
そんなことを感じています。
ワインも、ビットコインも、
すぐに答えが出るものではありません。
けれど、
“時間を味方につける資産”
という点では、どこか共通している気がしています。
だからこそ私は、
ニュースの値動きだけではなく、
「世界のお金が、今どこへ向かおうとしているのか」
を、見つめていきたいと思うのです。

お金や投資の世界は、
気づかないうちに、大きく流れが変わっていることがあります。
ただ、忙しい毎日の中で、
為替やインフレ、世界情勢まで追い続けるのは、なかなか大変なものですよね。
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