10万円で、未来を買う― ベトナムと一本のワインが教えてくれたこと

豊かさの設計


その「10万円」は、本当に安いのか…?

先日、MacBook Neoが発表されました。
日本での価格は約10万円。


「ついに手頃なMacが出た」

そんな声も多く見かけました。

 

実はこのモデル、

私自身も先日購入しました。 


現時点ではまだ手元には届いていませんが、とても楽しみです。

  

今使っているのは、MacBook Air(M1)。

今、MacBook Air は M5チップ搭載で、価格はおよそ19万円。



MacBook Neoのスペックだけで見れば、

今使っているM1と遜色ないか、むしろ“ダウン”になります。 

 

それでも購入を決めたのは、
「自分の使い方には、むしろ合っている」と感じたからでした。


安いから買ったのではなく、
使い道があったから”という感覚でした。

不思議なもので、まだ手元にないのに、
「待たされている」という感覚よりも、
その待っている時間さえ、楽しく感じています。

 

ところで、4月10日にベトナムでも発売開始となった
MacBook Neo
 

その価格は最も安い機種で、1650万ベトナムドンだそう。

そして、早くも在庫がなくなり、

数週間から1ヶ月以上 納品待ち の状態だそうです。

 

1650万ドンという「重さ」

ベトナムの平均月収は、およそ900万ドン前後。

つまり、1650万ドンのMacBook Neoは、
月収の2ヶ月分近くに相当します。


これを日本の感覚に置き換えると、
約60万円のPCを買うようなものです。


「本当に必要か?」
「そこまでの価値があるのか?」


多くの人が、一度は立ち止まる金額です。


けれど今、ベトナムでは
その“月収2倍のPC”が若者を中心に売れ続けています。

 

それは「消費」ではなく「選択」だった

彼らは、
無理をして高価なものを買っているのでしょうか。


むしろ逆で、
「何を得るためにお金を使うか」を選んでいるように見えます。

 

PCは、娯楽のための道具ではなく、
収入を生み出すための装置。

いわば、設備投資 と言えるのかもしれません。

動画編集、デザイン、プログラミング、SNS運用。

世界とつながるための入り口です。

 

つまりこれは、
“買い物”ではなく、未来へのポジション取りです。

  

人生にレバレッジをかけるという発想

1650万ドン。

この金額は彼らにとって
未来への入場券 なのかもしれません。

 

その入場券を使ってスキルを身につければ、
まったく違う収入帯へ移動できる可能性があります。

元手をかけて、未来のリターンを取りにいく。


彼らにとってこのPCは、
単なるデバイスではなく、

人生の軌道を変えるための“てこ”

なのかもしれません。

 

日本との違いは、金額ではなく「熱量」

1650万ドンは、日本円に換算すると

約98000円。

同じ約10万円でも、
日本とベトナムとでは、意味は大きく違います。


日本では10万円のPCは、
「手頃なサブ機」「コスパのいい選択」


一方でベトナムでは
「自分の市場価値を引き上げるための投資」


この差は、収入の差ではなく、
お金に対する“熱量の差”です。


私たちは今、
「このお金で何を変えたいか」を考えているでしょうか。

 

お金の価値は「価格」では決まらない

例えば、ワインでも同じことが言えます。

私はこれまで、飲むためではなく、
「価値を感じたから」という理由で、
10万円ほどのワインを購入したことがあります。

 

すぐに開ける予定はありません。


むしろ、数年後、あるいはもっと先の時間の中で、
その価値がどう変化していくのかを楽しみにしています。

 

もしこれを「高い」と感じるなら、
それは“消費”として見ているからかもしれません。

 

けれど私にとっては、少し違う感覚でした。

 

お金は、形を変えて“時間の中で育つ価値”を買うこともできる


その一本は、
未来の時間ごと手に入れているような感覚だったのです。


 

あなたもすでに「未来」を買っている

こう考えてみると、
あなたもすでに、似たような選択をしているのかもしれません。


例えば「家を買う」という行為もそうです。


それは単に建物を手に入れるというよりも、
「その場所で過ごすこれからの時間」や、
「そこで積み重ねていく暮らし」を選んでいるはずです。


つまり私たちは、無意識のうちに、
モノではなく“未来”にお金を使っている。


そう考えると、
1650万ドンのPCや、一本のワインに感じる価値も、
少し違って見えてくる気がします。

あなたがお金で買いたいのは何ですか

ベトナムの若者たちが手にしているのは、
MacBook Neo というモノではなく、
その先にある可能性なのかもしれません。


価格だけを見れば、高い買い物です。


けれどもし、
「これで人生を変えたい」と思えるものに出会えたとしたら。


それは単なる支出ではなく、
人生の意思表示になります。

10万円のPCを前にして、
「安いかどうか」を考えるのか。

それとも、
「どんな未来を描けるか」を考えるのか。


その違いが、
数年後の景色を

”静かにガラリと”

変えていくのかもしれません。

 

お金の使い方ひとつで、人生の質は変わります。

「増やす」だけでなく、
“どう使うか”まで整えていくと、
お金はもっと、あなたの味方になります。


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