人生のお金は「後半15年」で差がつく|守りながら育てる長期運用という考え方

投資とお金


豊かな人生を送るために「何に投資するか」よりも、大事な考え方があると思います。


50代になると、

「あと何年働けるだろう」
「このままの貯蓄で、本当に大丈夫だろうか」

 

そんなことを、ふと考える瞬間が増えてきます。

 

だからこそ今、資産形成で大切になってくるのは、

“どの商品に投資するか”

だけではなく、むしろ重要なのは、

・どのタイミングで成長資産へ乗るか
・どこで利益を守るか
・人生後半のお金を、どう調えていくか

 
という視点なんです。

オフショアや海外投資などについて、自分自身の経験や考え方を書いています。
投資の勧誘や助言を目的としたものではなく、一般的な情報提供としてお読みください。


積立と「元本確保型ファンド(M7)」を比較して見えてきたこと

今回は、ある「海外積立」を25年間続けた場合と、途中で「元本確保型ファンド(M7)」へ切り替えたケースを比較しながら、“後半15年の複利”について考えてみたいと思います。

 

王道の「海外積立」という選択

まずは、長期資産形成の王道とも言える「海外積立」から。


前提条件は以下とします。

年間積立額:5,000ドル
積立期間:25年
想定利回り:年8%
複利運用
積立継続
途中解約なし

この場合、25年後の資産額は概算で約36.5万ドルとなります。

年8%という数字は、決して夢物語ではありません。

S&P500の長期平均に近い水準であり、世界株投資としては十分現実的な想定です。

 

さらに海外積立には、ロイヤルティボーナスや配分率ボーナスなどもあるため、条件によっては実質リターンが改善する可能性もあります。

 

複利の強さ!本当の差は、“後半”に現れる

複利の強さ、面白さは、
時間が経つほど加速することにあります。


年8%複利の場合、

・10年で約2.16倍
・20年で約4.66倍
・25年で約6.85倍

まで増えていきます。

 

つまり、25年積立の本当の威力は、20年目以降に現れるということです。

若い頃は、「25年なんて遠すぎる」と感じるかもしれません。

でも50代になると、
“老後”というより、“人生後半をどう過ごすか”という視点へ少しずつ変わっていきます。
 

人生100年時代といわれますが、正直なところまだそこまでは・・・ と思うかもしれません。

でも、80代まで生きることは現実的に捉えられると思います。

 

そう考えると、今50代だとしても

25年先を見据えつつ、その「後半15年をどう運用するか」は、決して他人事ではありませんよね。
  

“守りながら増やす”という考え方

ここで比較したいのが、

10年目で運用対象を切り替えるケースです。

 

前半10年
「海外積立」を年8%で運用
 
後半15年
「元本確保型ファンド(M7)」を年30%想定で運用(ラチェット運用)

すると、
まず、最初の10年間で積み上がる資産は約7.2万ドル。

 

その後、この資産を「元本確保型ファンド(M7)」へ移行し、さらに毎年5,000ドルの積立を継続すると、25年後の資産額は概算で約200万ドル超というシミュレーションになります。

 

もちろん、これは将来を保証するものではありません。


ですが、

後半15年をどう使うかによって、資産曲線そのものが大きく変わる可能性があることは、非常によく見えてきます。

 

なぜ、ここまで差が出るのか

なぜ、ここまで差が出るのか。

その理由はシンプルです。

 

現在のMagnificent7が、世界の株式市場を強く牽引しているからです。

・NVIDIA
・Microsoft
・Amazon
・Meta
・Apple
・Alphabet
・Tesla

特に近年は、

・AI半導体
・クラウド
・データセンター
・AIエージェント
・自動化

などへの資金集中が起きています。

 

つまり現在のM7は、単なる大型株というより、“AIインフラ企業群”へ変化しているとも言えるでしょう。

 

「暴落でやめない」ための設計

ここで重要なのが、「元本確保型ファンド(M7)」の特徴です。

 

通常のNASDAQ投資では、大きな下落時に資産が半減する可能性があります。
(ドットコムバブル崩壊(2000〜2002年)では約78%下落、リーマンショック(2007〜2009年)では約55%下落)

ですが、ラチェット運用では、

・一定時点で利益を固定
・基準価格を切り上げ
・下落時でも一定ラインを維持


という設計を持っています。

 

つまり、

上昇は取りに行きながら、
暴落時には“仕組みで守れるから心が折れにくい”

という構造です。

 

個人的には、ここが非常に大きいと思っています。

 

長期投資で本当に難しいのは、“増やすこと”ではありません。

暴落時にも、

「もうやめよう…」

とならず、続けられることです。

 

その意味では、

・利益を失いにくい
・暴落耐性がある
・精神的に継続しやすい

という設計には、大きな価値があるように感じています。

 

「強気のシナリオ」はあり得るか

一方で、年30%複利という数字は、かなり強烈です。


30%複利では、

10年で約13.8倍
15年で約51倍

にも達します。

 

つまり、一度この成長軌道に乗ると、資産増加スピードは、これまでの常識とは別次元になります。

 

ただし当然ながら、これはかなり強気寄りのシナリオでもあります。

 

現在のMagnificent7は、AI革命による巨大な資金流入の恩恵を強く受けています。

実際、近年の NVIDIA や Meta などは、短期間で数倍規模の成長を見せました。

 

その意味では、

「局面によっては、年30%を超えるような成長が起きる可能性」

自体は、決して非現実的ではありません。

 

一方で、

・金利上昇
・AI投資減速
・規制強化
・バリュエーション調整

などによって、大きな調整が起きる可能性も十分あります。

 

つまり重要なのは、

「30%で増えるかどうか」

を断定することではなく、

AIという巨大トレンドの中で、
後半15年の複利が、
これまで以上に大きな差を生む時代に入っているかもしれない

という視点で捉えることなんですね。

 

人生後半で大切なこと

今回の比較で見えてきたのは、

人生後半のお金は、
 
“どれだけ増えるか”だけではなく、
“安心して続けられるか”
がとても重要になる

ということでした。

 

「海外積立」は、王道の長期資産形成として非常に優秀です。

一方、「元本確保型ファンド(M7)」は、

・AI革命
・米国テック集中
・Magnificent7成長

という巨大トレンドを取り込みながら、ラチェットによって利益防衛も狙う設計になっています。

 

つまりこれは、

“守りながら、成長も狙う”

という、人生後半に向けた新しい長期運用設計だと言えると思っています。

 

まとめ

人生後半のお金は、
「もっと増やさなければ」
と焦るよりも、

“どうすれば、安心して続けられるか”

を考えることも大切なのだと思います。

  

メルマガ「葡萄の館からの手紙」では、
インフレ、BTC、海外積立、ワイン資産などを通じて、

“人生の重心を調えるためのお金との付き合い方”

を、やさしく整理しながらお届けしています。

 

単にお金の話ではない、人生を豊かに生きることをテーマに発信していますので、どうぞ受け取ってくださいね。

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